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Artist information

DIR EN GREY [Toshiya/Bass]

インタビュー

2016.7.14

DIR EN GREY Toshiya

Artist Profile:DIR EN GREY<ディル アン グレイ>

DIR EN GREY

今や欧米でも確かな支持層を確立しながら、カテゴライズ不能かつ不要なロック・バンドとして広い認知を集めつつあるDIR EN GREY。1997年の結成当時から全米デビューを果たした現在に至るまでの間、音楽的にも視覚的にも変化を重ねてきた彼らのなかで、変わらないのは徹底的に自分たちのロックを追求しようとするその姿勢。いくつものトレンドが生まれては消え、消費されるだけの音楽が存在理由を失っていくなか、彼らの創造するものがジャンルや国境の壁を超えながら共鳴を集めている理由は、まさにそこにある。

京 / Voice

京 / Voice

薫 / Guitar

薫 / Guitar

Die / Guitar

Die / Guitar

Toshiya / Bass

Toshiya / Bass

Shinya / Drums

Shinya / Drums

DIR EN GREY Toshiya/Bassが高松に来訪!ヴィジュアル系ロックバンドで一時代を築いたDIR EN GREY。実はここ数年、メイクを捨て、海外で絶大な人気を誇るバンドに成長を遂げている。その人気の秘密をさんラボ!スタッフが突撃取材した。

―各メンバーがキャンペーンで各地を回るのはとても珍しい事だと思うのですが、四国・高松の印象は?

Toshiya:デビュー当時から、音楽以外の事をやってこなかったので、原点に戻ってやってみようかなと思い、今回、インストアイベントで四国に来たのですが、高松に来るのは5年ぶりになります。駅前がキレイになっていて、びっくりしました。オフでふらりと玉藻公園に行ってみたのですが、お城の周りは池ではなく、海とつながっていて海水なのですね。泳いでいるのが鯉かと思ったら、鯛が泳いでいてそこも驚きました。四国にツアーに来る事が少ないので、名古屋まで四国4県のファンの皆さんが足を運んで頂いたり、四国は熱心なファンの方が多いですね。

―結成のきっかけは?

Toshiya:最初に音楽をやり始めた時って、音を出すだけで楽しいじゃないですか。そして、音は一人では生み出せませんよね。僕はBass担当なのですが、歌が歌える人、ドラムが叩ける人等々、得意分野の人が集まって、「世の中の矛盾や人のエゴから発生するあらゆる痛みを世に伝える」ことをコンセプトに、京(Vo)、薫(G)、Die(G)、Shinya(Dr)と自分の5人組バンドとして1997年に結成しました。

―ドイツやフランスでは、アルバムやシングルが音楽チャート10位以内に入る等、かなりの人気ですが、海外ライブでの反応はいかがでしたか?

Toshiya:海外は北米、欧州、中国、中南米等でライブしましたが、海外も日本もみんな熱いですね。人種、年齢、性別が違っていても結局は求めるものは何ら変わらないのだなと実感しました。

―アルバムのファイナルとして武道館をよく使われているようですが。

Toshiya:そうですね。ライブのファイナルとして、武道館はよく利用しますね。武道館のライブ2日間の1日目は、「ARCHE」というアルバムの今を表現しました。2日目は、それに超えた何かを伝えられればと思っていました。単純に長く続けることによって、いろんな物を抱えるようになるじゃないですか、人間として向き合い、それぞれこの5人だからこそできることをやっていこうと思い9枚目のアルバム「ARCHE」が完成しました。それぞれがソロ活動やバンドから離れてやってみた事で、今まで考えられなかった事が考えられるようになりました。バンドを離れてみたからこそわかる事は、結局、どこに居ても、何をやっても「DIR EN GREY」の看板がついて回るのだなと改めて、気づかせてもらいました。

―LIVE DVDの演出で特に注目すべき所は?

Toshiya:全46曲ノーカットで収録されていますが、是非見て欲しいのは、会場の空気感。想いが詰まっているので、出来れば生でも観て欲しいですね。

―DIR EN GREYのファンは、とても熱心ですが、ズバリ!そのファンを虜にしているという意識はありますか?

Toshiya:勿論、ありますよ!“自分達で楽しむ”と言うか、自分の中の吐き出したい物を吐き出して、そこを見て聞いた人達に共感してもらえたらよいなと思っています。歳を重ねてきて思うのですが、人は誰かと共有したい生き物なのかなと思うんです。約2時間のライブで何を感じてもらうかだと考えたりもします。

―アルバムから1年7ヶ月ぶりのシングルですが、どんな想いで制作されましたか?

Toshiya:2月のライブが終わってから制作を始めて、アップテンポな曲が作りたいなと思い、「孤独」「怒り」「痛み」を表現しました。右向け右!と皆と同じことが出来ないので、一緒に何かをやろうと思った時に、自分達の普通がこれだった!という感じです。何かを作るって、それぞれが生きている生活で感じた物がおのおのあって、それを消化させたいと思ってバンドに持ち込み、そこからメンバーそれぞれの色が入ってきて、自分の想像が超えたものが出来上がってくるのかなと思います。

―さんラボ!をご覧の方にメッセージを!

Toshiya:来年の2017年で結成20周年を迎えます。今まで振り返る事なく、前を向いて進んできましたが、一度、原点を振り返ってみたいと思い、今出来る事を今居る自分達で見直すような形で過去アルバム名を掲げたツアーをしています。その中で新曲を入れていきたいですし、今の自分達を見せていきたいですね。近々、四国でライブをする予定なので、その時は、是非、生のライブを楽しんで下さい!

【Toshiya】3月31日生まれ、長野県出身、血液型B型、身長180cm

New Release

28th SINGLE『詩踏み』<うたふみ>
完全生産限定盤/初回生産限定盤/通常盤
2016.7.27 RELEASE