小鳥のさえずりが聞こえる深い緑の中、静かに佇む「野の花」。自宅を改装した店内は木の温もりに溢れ、オープンデッキは広々と解放感たっぷり。ゆったりと時間が流れているような癒しの空間です。

もちろんお料理も優しいこだわりに満ちています。三つに仕切られた三段の木のお弁当箱に入った「野の花弁当」は美味しいものを少しずついっぱい食べたい･･･という女性のわがままが叶う人気メニュー。佃煮やオリーブ、醤油やもろみといった島ならではの食材・調味料を使い「小豆島の名産が少しずつ、全て食べられるようにしています」と店主の川本さん。ご飯は古代米入りで健康にも気を遣い、地元のお客さんには具沢山の味噌汁、観光客には小梅の天ぷら入りそうめん汁を提供するなど、お客さんに合わせた心配りも嬉しい。

ほかに、香味焼きの旬の魚と地元の豆腐、温泉卵、野菜を古代米にトッピングした「ひしお丼」（1,280円※税込）もオススメ。どちらも数に限りがあるので前日までの予約が安心です。「小豆島の良さを五感で感じて下さい」と微笑む川本さんと美味しい料理にまたすぐ会いに行きたくなりました。（取材：さくら）