二郎インスパイア系というジャンルになるジャイアンラーメンの「次郎」。東京にある「ラーメン二郎」という教祖的なラーメン店に影響を受けた通称「ジロリアン」の店主・真鍋さんが作るラーメンは、本家を踏襲した爆発的ボリューム！

麺をたっぷり入れたいがために、自分で麺を打つようになり4種の小麦粉とタピオカを混ぜ、オリジナルのもちもち太麺を実現。ゆでる前で200gあるという麺は普通サイズといいながら感覚的には大を頼んだかと思う程の量です。スープは県産の豚肉と鳥肉、野菜を10時間以上煮込み、三回焦がして風味を出し一ヶ月以上寝かせて熟成させた醤油ダレと合わせます。

もやしをかきわけてスープに辿り着くと魚介と豚骨のダブルスープが見事に調和。麺にスープがほどよく沁みて食べ応え満点です！　もやしの上に鎮座するトッピングの背脂は、そのまま食べてもまったく臭みがなくクリーミー。それもそのはず、超A級クオリティの背脂を使っているそうです。二郎ラーメンをリスペクトしながらも、独自の「次郎」を追求する姿勢に恐れ入りました。（取材：にょろにょろ）